hidden design

大阪市で働くデザイナーのブログです。ポートフォリオ→https://hiddendesignsite.wordpress.com/

hidden design

アメリカに3か月ほどいたことがあった。自分としては〈逃亡〉の感覚だった。行き当たりばったりで(いつもそうだけど、激しく)かなり人に迷惑をかけたかとも思う。ほんとうに自分のことしか考えていなかった、刹那的で、明日死ぬ明日死んでしまう、、、何かが怖かった。きょうふとふあんという快楽に溺れていたような、浅瀬の。

少し田舎っぽい街だった。自分のことを「俺」っていう女のひとの部屋に泊まらせてもらっていて、「おまえは今wasting timeだから」と言われながら、朝まで白いお酒を飲んだのを覚えている。ときどき行って長い時間を過ごしていた本屋さんで、『Hidden Design』という本をよく読んでいたのを思い出す。人のいない部屋、出ていったあとの寝室、使われない食器、壁のしみ…そんな風景にいつからかわたしはものすごく惹かれる。どうでもいい、ぜんぶ投げ出したいような、気持ちにさせられる絵にであうこともある。

ずっと同じような仕事を続けてきて、自分で仕事をとってきているわけではないし、?と思う仕事も多い。拗ねているようだ。うーん、こういうふうに、だれかの思考を「目に見えるかたち」におろしてくること、道を作ってみることは、やっぱり、とてもわたしは好きなのではないかなあ、すごく慰藉されているのではないか、こういう行為に。

とさいきん特に思うので、こういうhidden designについて書くことで、なにかこう、クリアにして前へ進みたい。抽象と具象のあいだを行き来したい。

そういう感じです。

どうぞよろしくお願いします。