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大阪市で働くデザイナーのブログです。ポートフォリオ→https://hiddendesignsite.wordpress.com/

母親は探しものが上手

母親というものは探しものが上手なもの。このわたしですら、家族のなかでいちばん上手。

 

なぜか。

1 視座が高いから

物理的に子供より背が高いから広く見渡せる。また、たとえば子供に「手袋さがして」と言われたとき、ほかのものを片付けながら探す。「片付ける」=「分類する」なので、「手袋=衣服」とか「手袋=子供のもの」という視座になる。遠回りになるようでいて、手袋に執着している子供より早く見つけることができる。ついでに片付いている!(一瞬)

 

2 あきらめないから

見つかるはず、と思って探すと見つかる。また買わないといけないのは痛いし、この部屋でなくしたんだからどこかにあるはず、と思って探す。

 

3 楽天的だから

2と逆説的だけど、「まあ、なくなっても仕方ないか」と思って探す。子供のことだし、予想しないことというのは起こるもの。やっぱり人のものだから、本人よりは執着がないというのも大きな理由だろう。

 

4 探す理由がいろいろあるから=ゴールがたくさんあるから

どちらかというと、今は、自分が探す姿を子供に見せることが目的で一緒に探している。ほんとうはその子が自分で探しているものを見つけられるようになった方がいい。

彼の大切なものだし、なくなることを想像する本人はつらいし焦っている。と同時に、ものによってはなくしたら買ってもらえると思っているふしがある、ようにわたしは思う。

「あきらめずいろんなところを探せば見つかる」ということをわかってもらうため、

「見つかるまで探すべき(場合によるけど)」という考え方もあることを知ってもらうため、

「探すの、楽しい」と思ってもらうため、

「物事にやり方はない」という考え方もあるとか、「置き場所を決めておく工夫」とか、…

ゴールがたくさんあるので、1、2、3の理由が出てくるようにも思う。

 

これは探しものをするときじゃなくても、いろんなことにあてはまること。うまくいかないことがあるときは、母親になったつもりでがんばればいいんじゃないか。

 

しかし、これはわたしが子供に教えてもらったことでもある。たとえばサッカーのときのかけ声に。「大きく、広く」とか、「あきらめるな」とか、応援という存在の大きさとか、何よりそれを好きで素直に楽しむこととか。